菊の植え付け’24

7月26日植付完了
この記事は約5分で読めます。

こんにちは、「猫の額」の菜園・花壇にお越しいただきありがとうございます。

管理人の花都 野菜です。

遅れに遅れた菊苗作りですが、ようやく植え付けが終わりました。今年は新たにピンクの小菊が仲間に加わりました。上の画像の右上のピンクの小菊です。花の色と大きさから全部で5種類の品種を各2株ずつ植えることを基本としているのですが管理が悪かったのでどの苗がどの品種だったかよく分からないままの苗づくりとなってしまいました。これから秋にかけて花が咲くようになったところで改めて品種の管理を適切に行うつもりでおります。

「猫の額」の手狭な花壇なのでこれ以上の仲間は増やせないだろうと思うのですが、出来る限りの手入れをしてそれぞれの株に立派な花を咲かせられますよう面倒を見ていくつもりでいます。他の品種は⑴白の小菊、⑵青紫の大輪、⑶白の大輪、⑷淡黄色の大輪です。全部で五種類となります。今年の仲間入りのピンクの小菊についてはそのままの1株ですが他の品種については原則2株ずつ植えるのですが、前述のように管理が不行き届きだったためにどうやら⑵の青紫の大輪を4株植えることになってしまったようです。

そのため、植え付けた株は新たに仲間に加わったピンクの小菊の1株と合わせて11株となりました。本文でも触れますが、白の小菊はかなり密着した状態での植付けとなり、今後の手入れや管理が重要な課題となるでしょう。来年は管理をしっかりとして手狭な花壇の有効活用を図ろうと思っています。

ピンクの小菊の苗を購入、本年よりベランダ花壇への仲間入りです。

 新たに仲間入りしました

植え付けの準備

当然のことですが、植え付けの準備には丈夫な苗作りと栽培に適した土づくりが欠かせません。本来ならば、苗作りは3~4月にかけて挿し穂を行い、土作りについても4~5月の間に行い、植付けも遅くとも6月には終了させるというスケジュールであるべきでした。遅れに遅れた苗作りと土づくりの取組みではありましたが、詳細については別の記事(菊づくりは、苗作りと土作りから)で述べておりますのでご一読いただければ幸いです。なお、何せ栽培の素人、初心者のサイト管理人の記事ですので何か適切なアドバイス等々がございましたらよろしくご指導お願い申し上げます。

ピンクと白の小菊の植え付け

上の画像は’24年7月25日に撮影したものですが、左はすでに植付けておいたピンクの小菊で、先に述べたように新たに仲間入りしたものです。この隣に苗作りをしておいた白の小菊を2株植付けます。中央の画像は植穴をあけそこに水を注ぎ入れたところです。こうすることによって苗を植付けた後の根の張り方がよくなるのだそうです。

さて、水が十分に引いたところへ用意していた白の小菊を2株置いて周りから隙間があかないように土を寄せて小菊の2品種の植付が完了しました。前にも述べたように白の小菊の植付け間隔が狭いので今後の管理が重要です。またこの2株は花芽が付いています。繰返しになりますが植え付けが遅かったため株を育てるという観点からはこれらの花芽は取り除いた方が良いのかもしれないとも思い迷いが生じているところです。

残りの株の植え付け

残りの株も翌日に植え付けました。左の画像はビニールポットから挿し穂を取り出したところで根張りがまだ十分ではないと思うのですが時期が時期ですので致し方ありません。各品種ごとに元気がよく根張りもより良いから順に2株を原則に植付ける苗を選んでいきます。残りの株は残念ですが花壇の土に戻すことになります。そして他の株の栄養となることによってその生命の引継ぎを行うことになるでしょう。

挿し穂の発根

ビニールポットの挿し穂の発根の様子で、葉の付け根以外からも多数発根しています。

さて、ここで別の記事(菊の挿し穂の発根実験)で使用した画像を再掲します。 菊の植え付けで生命のリレーとなった苗たちの発根の様子です。 ビニールポットから取り出し土を落とす過程で細根は大分痛んだり千切れたりしたかとは思いますが根の張り方の様子がよく分かると思い、再掲しました。 菊に限らずキク科の植物の多くは挿し木によって増やすことが出来るそうです。 他のキク科植物であるマリーゴールドについてもいずれ試してみようと思っています。

上の画像も発根の様子を表しています。左は生命のリレーに参加した苗の一つで右はビニールポットの中で葉を挿し木にする際に葉を切り落とした部位から発根した様子です。ビニールポットの中央にご注目ください。2本ほどの根が出ているの見られると思います。菊の挿し穂の発根部位については別の記事(菊の挿し穂の発根実験)にて実験と観察の経過を記しておりますので、ご一読いただければ幸いです。

マルチ代わりに雑草を

植付けの後、菜園や花壇並びにアパートの共用部の雑草を刈り取り株と株の合間に敷き詰めてみました。マルチ張りの代わりです。梅雨も明けたこの頃ですので異常気象の影響からか激しい雷雨やゲリラ豪雨により泥はねが葉についてしまうと病気感染の恐れがあるので、それを防ぐために雑草がいずれ枯れていわば敷きワラの代わりにもなります。そして別の記事(菊づくりは、苗作りと土作りから)でも触れたようにこの枯草の周りに様々な虫たちが集まり土壌の肥沃化につながる効果も期待できます。また、日陰を作ることによって雑草の繁殖を抑えることも期待されます。

とはいえ、雑草を用いることのデメリットも当然あるわけで、何よりも雑草そのものの種が混ざってしまうことや雑草の持つ病原体の危険性もあります。そして雑草に群がる虫や菌類等々の悪影響も皆無というわけにはいかないでしょうからその辺りのバランスをどう取っていくかは今後の課題ともいえるでしょう。この点について、何かアドバイスがありましたらよろしくご指導お願いいたします。

今後の手入れ

この株たちのこれから先の開花にはあまり期待が持てませんが、来年の挿し穂づくり並びに開花への期待を込めて水やりや適切な追肥、整枝等々の作業を行なっていきます。来年こそは適切な時期の挿し穂作りと苗作り、そして植え付けを行ない遜色のない花を咲かせようと思います。

まとめ

苗作りを適切な時期に行う事と品種の管理、即ち花の色や大きさをきちんと把握したうえでの定植する苗の選定を行うという事がおろそかになってしまいました。来年の同じ時期に同じような反省記事を書くような事にならないようにしなければならないなと、思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またお会いできる日を楽しみにしております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました